エンジニアがかかりやすい病気には、「腰痛」「脳梗塞」「VDT症候群」などがあげられます。エンジニアは納期に追われることも多く、夢中で仕事をしているとつい立つのも忘れて座りっぱなしになりがちです。
そこで起こりやすいのが腰痛ですが、ひどくなると椎間板ヘルニアになるリスクも増えるので注意が必要です。できれば腰痛を防止するクッションやチェアを使用する、少しの時間でもいいのでストレッチを行うようにしましょう。体をほぐすことで腰痛を予防できますが、痛みがひどい場合は接骨院などでマッサージを行うのも効果的です。
またエンジニアは残業が多くなると、長時間パソコンの前に座って動かないことも多いです。長時間同じ姿勢でいることで血流が悪くなり、体の血の巡りがうまくいかなくなってきます。そうすると起こりやすくなるのが脳梗塞です。
脳梗塞は食生活の乱れや運動不足が原因でなることも多く、また過度のストレスがかかると発症しやすくなります。エンジニアは仕事の責任も重く常にプレッシャーを抱えやすい職業です。仕事中に少し体を動かしたり、昼休み中に会社の近辺をちょっと歩いたりするだけでもストレスや運動不足を解消してくれます。
VDT症候群もエンジニアの職業病の一つですが、長時間のパソコン作業で目の疲れや肩こり、背中の痛みなどに加え心の病も起こりやすくなります。作業が長時間にならないように、適度なストレッチを取り入れるようにしてください。
また1時間に1回は休憩を取る、モニターの画面を40~70センチ離す、モニターの明度を下げるなどすると予防に効果があります。